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植木 太郎
Proceedings of International Conference on Mathematics & Computational Methods Applied to Nuclear Science & Engineering (M&C 2017) (USB Flash Drive), 6 Pages, 2017/04
モンテカルロ法臨界計算においては、中性子輸送計算と核分裂源生成の繰り返しによって生み出されたタリー時系列に、中心極限定理を適用し、信頼区間を算出する。このため、タリー標準化時系列関数の分布収束の判定が、計算結果の統計的信頼性担保のための課題である。本国際会議論文において、標準化時系列関数のパワースペクトルを診断し、分布収束を判定する手法の開発を報告する。数値計算例としては、ウラン・コンクリート系燃料デブリの臨界性評価への適用を報告する。
升元 一彦*; 竹内 竜史
応用地質, 57(4), p.154 - 161, 2016/10
岩盤内に掘削した坑道周辺の割れ目群は地下水の透水経路としての問題を生じさせることから、坑道周辺に分布する水みちとなる割れ目を把握することが重要となる。われわれは、坑道周辺に分布する割れ目の地下水状況の面的な評価を非破壊的に行う方法として地中レーダに着目し、地中レーダによる割れ目の幾何学的な分布情報および割れ目内の地下水の状態の評価を進めている。本研究では、地中レーダによる割れ目中の地下水浸透状況の評価方法の検証を目的として瑞浪超深地層研究所の深度500m研究アクセス南坑道での原位置試験を実施した。その結果、本評価手法により坑道周辺の水みちとなる割れ目の評価が可能であることを確認するとともに、水みちとなる割れ目での塩水の浸透過程を地中レーダの反射波形や卓越波数の変化で評価できることを示した。
Lee, S.; 近藤 貴; 米本 義一*; 三浦 幸俊
Review of Scientific Instruments, 71(12), p.4445 - 4448, 2000/12
被引用回数:6 パーセンタイル:44.18(Instruments & Instrumentation)本論文ではJT-60Uにおける炭酸ガスレーザーを用いた協同トムソン散乱法の信号解析手法と新たに開発した周波数分解用フィルターバンクについて言及した。プラズマ中のイオン温度や高速イオン分布を評価するためには十分なS/N比(信号-雑音比)を確保しながら散乱光の周波数成分を分解する必要がある。また協同トムソン散乱では散乱光はパルス的に受信されるため回路内にフィルターする必要がある。そこでJT-60U協同トムソン散乱で予想される散乱スペクトルの周波数分布を計算で求め、透過周波数等フィルター特性を最適化しフィルターバンクの設計、製作を行った。さらに本研究では周波数フィルターの設計の際、炭酸ガス励起迷光フィルターやヘテロダイン検波器の特性についても詳細に議論しており、協同トムソン散乱計測の信号検出にかかわる基本特性を総合的に評価している。
中野 博民*; 青野 芳範*; 近藤 良*; 松川 誠; 三浦 友史
平成12年電気学会全国大会報文集, 2 Pages, 2000/00
これまで三相システムのスペクトル解析は、三相の内の一相分を代表して単相のスペクトル解析を行っている。しかし、単相には正相逆相の区別がないため逆相成分も正相成分として一緒に見なされるという問題があった。そこで、本論文では、従来の問題点を解決する回転座標変換型LPFによる新しい三相一括のスペクトル解析法を提案する。そして、提案法について筆者等の考案した拡張ボード線図及びシミュレーションにより有用性を示している。拡張ボード線図及びシミュレーションの結果、提案解析システムは、三相電源における正相、逆相の周波数成分も把握できる非常に有効なスペクトル解析システムであることが明らかとなった。
Dietze, K.
JNC TN9400 99-089, 20 Pages, 1999/11
核燃料サイクル開発機構の炉心核特性解析手法JENDL-3.2/SLAROM/CITATION/JOINT/PERKYを用いて、ルッセンドルフ研究所の高速・熱中性子炉心RRR/SEGで行われた積分実験の解析を行った。このルッセンドルフの実験の一部として、中性子束及び随伴中性子スペクトルの異なる5つの体系において、純粋な核分裂生成物及び構造材についてのサンプル反応度の測定が行われた。この実験では、中性子捕獲や散乱の効果に対して大きな感度を持つような随伴中性子スペクトルとなるよう設計がなされている。今回の解析で得られた中性子スペクトル及び随伴中性子スペクトルは、以前に欧州解析手法JEF2.2/ECCO/ERANOSにより解析された結果と良く一致した。また、炉中心のサンプル反応度のC/E値についても検討している。両解析手法による結果には差が見られ、これらの差は、核データライブラリ、計算コード、自己遮蔽効果の取扱方法の違いにより生じたものである。誤差範囲を超えて違いの見られる結果についての議論も行っている。
小川 敬三*; 横井 浩一*; 小西 尚俊*
PNC TJ7718 98-001, 76 Pages, 1998/02
広域地下水流動研究の一環として、土岐・瑞浪市を中心とする約30km四方の菱形の範囲で固定翼機を用いた空中磁気調査の結果について述べたものである。測線方向は南北で測線間隔は400m、測定時の対地高度は約400mである。データ編集等の基本的データ処理を実施した後、上方・下方接続、極磁気変換、2次元断面解析及び3次元構造解析等を行ない、磁気構造の特徴を把握することを試みた。本調査では露頭での磁化率測定も行ったが、地質間の磁化率のコントラストは全体的に非常に小さいために、それを反映して各磁気分布図も比較的変化に乏しい様相を呈している。下方接続図と地質図とを対比した結果、第三紀の砂礫層及び流紋岩類の分布域が相対的高磁気分布、花崗岩分布域が相対的低磁気分布におおむね対比され、主に表層地質を反映したものとなっている。低磁気リニアメントも抽出したが、これらの1部は既知断層線と比較的合致しているので、これらは断裂構造を反映していると考えられる。土岐花崗岩体は、それ自体が低磁化率であるためにその下部を推定するのは難しいが、上盤が下盤よりも磁化率が大きいという仮定の下で3次元2層構造解析を行った結果、土岐花崗岩体の分布を説明しうる1つの解が得られた。
五十幡 直文*; 森下 正樹*; 今津 彰
PNC TN9410 88-080, 132 Pages, 1988/06
本研究は、ベローズ配管系の耐震解析法並びに耐震支持手法を確立するための一連の試験研究の一環として、地震力に対するベローズ単体の応答と発生応力の評価法の整備を目的として行った。ベローズを等価な一様断面の棒又ははりでモデル化し、軸方向及び軸直方向の地震応答を簡易に評価する手法を開発した。この簡易評価法を用いて、接続配管口径20Bのベローズについて山数をパラメータとしたスペクトル応答解析を行なうとともに、その検証のために有限要素法(汎用解析コードFINAS)による解析を実施し、適用性の評価を行なった。さらに、振動台を使用して行なわれたベローズ単体の地震波加振試験結果をリファレンスとした実験解析も実施した。簡易評価法による地震応答解析の結果は、耐震評価上重要な軸直の各モードでFINASによる詳細解析と良い一致を示し、その適用性について良好な結果が得られた。実験解析においては、簡易評価法による応力評価が実験値に対し安全側の値となる結果が得られた。本研究により、ベローズ単体の地震力に対する応答と発生応力を実用上十分な精度で簡易に評価できる解析手法が整備された。
林 光二; 島崎 潤也; 渡辺 光一; 篠原 慶邦; 鈴川 芳弘; 大友 正一; 宇野 久男; 谷内 茂康*; 堀木 欧一郎
JAERI-M 84-056, 62 Pages, 1984/03
本報告はNSRRにみられる炉出力変動現象の原因を探るために行われた原子炉異常診断実験(Phase-I)に関するものである。Phase-Iの実験は原子炉雑音解析の立場からみたNSRRの現状を把握する事を目的として行われた。波形観察やスペクトル解析から、顕著な炉出力変動成分は3つのパターンに分類されること、これらの変動は自動制御系の不安定性に関連して起る事が明らかになった。
金森 隆裕*; 的場 徹; 船橋 昭昌; 鈴木 康夫
JAERI-M 8777, 35 Pages, 1980/03
遠赤外散乱法をJT-60等の高温、高密度プラズマに適用する際に必要な散乱スペクトル解析を実施し、以下の結論を得た。(1)高温プラズマ(1KeV)では、周波数変位の大きな領域で散乱スペクトルが変形する。これは電子の散乱パラメータが周波数wの関数であることに起因する。このことを考慮することで、電子の側帯ピークを与える周波数から電子温度が精度よく測定できる。(2)水素プラズマ中に不純物イオンが混入すると不純物の影響で水素スペクトルのイオン項が変形する。この場合、不純物イオン密度が小さくなれば水素イオンスペクトルに対する影響は少なくなり、かつ不純物の原子番号が大きい程、水素イオンスペクトルと不純物イオンスペクトルは分離する。(3)不純物の種類が既知で、かつ水素イオンスペクトルと分離できる場合、不純物イオンスペクトルの半値幅あるいはピ-クを与える周波数から実効電荷数Zeff、およびイオン温度Tiが評価できる。
馬場 宏; 馬場 澄子; 鈴木 敏夫
Nuclear Instruments and Methods, 145(3), p.517 - 523, 1977/03
Ge(Li)ガンマ線スペクトルの解析の際に、ピーク下のベースラインの形が与える影響を調べた。そのために、2通りの実験を行ない、得られたスペクトルを解析プログラム「BOB73」で解析した結果を検討した。第1の実験では、Cs線源を長時間測定して求めた統計の非常に良いスペクトルを基にして、任意の強度比と間隔の二重ピークを人為的に作成し、その二重ピークの解析結果を検討した。第2の実験結果では、互いに異なる半減期を有し、かつ接近したエネルギーのガンマ線を放出する二種類の核種を組み合わせて線源とし、得られるスペクトルの経時変化を測定して求めた減衰曲線の与える半減期の値を検討した。これらの結果から、最良のベースラインとして、低エネルギー側に傾斜を持つ階段関数を提唱した。
田坂 完二
JAERI-M 5947, 285 Pages, 1975/01
原子炉燃料の燃焼率等をその線スペクトルから求めることを目的とし、線スペクトルを精度よく解析する方法-標準スペクトル法-が提唱されその適用性に検討が加えられた。標準スペクトル法は解析する線と近いエネルギーの単色の線のスペクトルの測定結果をもとに、それからパックグランドを差引きデータを平滑化したものを標準スペクトルと定義し、この標準スペクトルでフォトピークの形を表わし、パックグランドを1次式で近似し、最小2乗法により線スペクトルを解析するものである。この方法の主な特徴はピークの形が精度よく必要最小限の数のパラメータで表現されている為、数多くのピークが複雑に重なりあっている線スペクトルでも精度よくしかも収束性よく簡単に解析できる点にある。照射済燃料の複雑な線スペクトルに本方法を適用し、Uの中性子捕獲反応率、燃料の燃焼率、燃焼履歴などが求められた。
中村 康弘; 小沼 吉男; 小林 健介; 鈴木 忠和
JAERI-M 5659, 40 Pages, 1974/04
グラフィック・ディスプレイを利用する多くのプログラムは、原研ではF230-35ROSシステムの下で開放され、利用されている。また現在までに、ガンマ線のスペクトル解析、核断面積のデータ処理、原子炉々心の地震シミュレーション、および実験データのカーブ・フィッティングなどの分野に対して、約20個のグラフィック・プログラムが開発されている。これらのプログラムにはそれぞれ、実行形式のプログラム・テープが用意されているので、ユーザは直ちに実用に供することができる。
馬場 宏; 関根 俊明; 馬場 澄子; 岡下 宏
JAERI 1227, 66 Pages, 1973/06
図形認識操作とピーク、フィッティング操作を有機的に結合せしめることにより、スペクトル解析という課題を一般的な形で解決することに成功した。図形認識の段階は一次微係数法に種々の付随テストに組み合せることによって組みあげられ、これによって、スペクトルの性質の違いに無関係に、、後段のピーク、フィッッテング操作に必要なすべての情報を供給することが可能になった。このように組み上げられたピーク探索機能のおかげで、Ge(Li)スペクトルのみならず、NaI(Tl)検出器からのスペクトルをも基本的には光電ピーク法によって解析することが出来た。種々のテストピークの解析の結果、ピークの波形に劣らず、ピークの下に隠されたバック、グラウンドの形も結果に重大な影響を及ぼすことが見出された。終わりに解析コードの説明と使用法が記載されている。
青山 道夫*; 秋山 正和*; 浅井 雅人; 阿部 敬朗*; 佐藤 泰*; 高野 直人*; 高宮 幸一*; 浜島 靖典*; 武藤 儀一*; 山田 隆志*; et al.
no journal, ,
線スペクトル解析における解析ソフトの性能は、核種同定の結果や放射能値の導出などに直接影響を与えるため重要である。日本アイソトープ協会理工学部会次世代スペクトル解析専門委員会では、日本国内で使われている解析ソフトの性能を把握し、解析ソフトの性能向上につなげるため、同じ参照スペクトルを複数の解析ソフトで解析し比較する比較実験を行った。ピーク探査によって検出されるピーク数やピーク面積が解析ソフトによって異なることがわかり、それらの違いが生じる原因について詳しく考察した。
升元 一彦*; 松下 智昭*; 竹内 竜史
no journal, ,
岩盤内の坑道周辺に生じる割れ目群は地下水の透水経路として機能することから、放射性廃棄物地層処分の安全評価において、割れ目の水みちとしての特性を把握しておくことが重要である。これに対し、筆者らは地中レーダにより得られるデータから、割れ目の幾何学的な分布情報だけでなく割れ目内の地下水の状態の評価可能性について検討を進めている。今回、地中レーダによる塩水の浸透状態の評価方法の原位置での検証を目的に、瑞浪超深地層研究所の深度500m研究アクセス南坑道において検証試験を実施した。割れ目に塩水を注入し、その過程を複数の地中レーダでモニタリングすることにより、塩水の面的な浸透状態を地中レーダの反射波形や卓越周波数の変化で評価できることを示すことができた。